災害は忘れた頃にやってくる!
というわけで我が家の防災備蓄を考えてみた。
防災備蓄でとりあえず思いついたのは食料。ここは田舎なのでどの家も、米や家庭菜園で収穫した野菜はかなりの備蓄がある。
備蓄に向いた食料
我が家も一年分の米が車庫に保管してあるし、ジャガイモ、サツマイモ、タマネギなどの基本野菜は裏の家庭菜園か、小屋にあるのでそれほど大量には必要ないかなと思った。
普段から相当量の水を常に溜め込んで保温しているはずなので、非常時の取水方法を印刷して保管しておけば当分の量には十分なはずだ。
というわけで今回は、保存性、味、簡単に食べたり携帯できる事を重視して用意してみた。

写真左から、500ml入りの5年保存水、リッツ5年保存缶、美味しい事で有名らしいパンのアキモトのパンの缶詰(消費期限37ヶ月のもの)
今すぐ味見してみたいけれど、まあそれは賞味期限が切れる頃までとっておこう。
暖房とコンロ
次に用意したのは調理用品。ガスコンロはIwatani製の屋内外兼用コンロCB-ZH-30。
いわゆるカセットコンロなんだけど、屋外対応用の風防があるのと、ハードケース入りで運搬保管がらくちんなのがいい所。
新規購入品ではなくキャンプやクリスマスに使うダッチオーブン用に持っていたもの。
どこにでも安く売っているカセットガスが使えるし、火力も十分、大きな鍋でも安定して使える丈夫さがありお気に入りの一品。
ちなみに写真左側に写っているのは、これもイワタニ製のカセットガスで燃焼するストーブだ。
品名はカセット暖CB-8 普段キャンプ用に使っていた物を備蓄に加えた。
災害時なんか雨や雪に濡れるのを気にする余裕はないだろうし、気温が低ければ命に関わる。もちろん停電時でも大丈夫。
この機種今は販売していないみたいだけれど、屋外用ストーブなので、閉め切らない空間でもセラミック部分が放射熱を出すため暖かい。早春/秋のキャンプでは朝とかに重宝しているものだ。
こちらが現在販売されているタイプかな
調理器具
最後は調理器具。これもキャンプ用品から流用。アルミやステンレスの食器はカチャカチャ鳴るので普段使いには使えないけれど、割れる心配も無く、コンパクトにスタックするしそのまま火にもかけれるので備蓄には便利だね。
クッカーは利用人数に応じて大きさを選択かな、あくまで非常用なのであまり大型である必要はないと思う。
飯ごうは兵式よりこちらの方がオススメ 四角いのでパッキングが良いし失敗無くちゃんと炊けます。

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まあ使う事は無いだろうけれど心配性で悪夢が多いたちなので、前々から気になっていたので準備してみると安心する。とりあえずそれが何気に良い効果かな。
2016.2.4追記
防災備蓄を用意してから四年半が経つ
幸い防災備蓄が必要になる様な事態は起きていないのは何よりだ。
何回か賞味期限が迫ったので入れ替えがてら食料品を試食してみた。
水はまあいたって普通、良くも悪くもないがちゃんと4年余経ってから飲んでも劣化は見られなかったよ。
アキモトのパンの缶詰がちょっと面白かった
缶詰を開けるとアルコールの香りが最初強かったが、すぐに飛んで美味しそうな香りへ変わる、包み紙を持って引き出すとより膨らむほどパンパンに詰まっているパンは、しっとりとした食感ながら、ちょっと濃いめの味がかなり美味しい。
ボリュームもかなりあり、朝食に食べるには一人分より多い感じだ
リッツ缶やビスコ缶も問題ない、備蓄用カレーが冷たいままでも確かに食べれるけれど、せめてご飯が暖かいとより美味しいかなと思った。
時折こうして食べて入れ替えていきたい。最初に用意した当時よりもバリエーションも増えログハウス用の備蓄食料としても時折お世話になっている。
初出2011.9.5 再編集2016.2.4
現在はこれを主食として備蓄している、保存可能期間が5年と長く、ご飯より気軽に調理できて良いのではないかな