コツコツ作っていた木製滑り台が出来上がったよ。
材料は本体がパイン集成材、踏み板が机のときに余った樫の一枚板、手すりがラワン系の固めの材料。滑り面と踏み台部分を別個に作って、使わなくなっても踏み台だけ使えるように分割構造にしてみた。
製作過程で撮影した写真を無くしちゃったみたいで、文章での説明になってしまって申し訳ない。
全体のデザインは、木工房シンプルさんの写真を参考にさせてもらってます。 幅とか個別の大きさは違うと思うけどね。
では作り方、まずは横板、背面の板、スベリ板用に18mm厚のパイン材を購入してきたよ。
形は複雑に見えるけれど、直線的なので左右のサイズだけきっちり揃えて切断すれば割と簡単。
滑り台部分と、階段部分は別体パーツに分かれるようになっているので、其々に持ち手穴を開けて、トリマーで面取り、アクセントにしてるよ。
参考:自在錐で丸穴を開ける様子(子供椅子を作った時の加工時の写真です)
同じく参考:トリマーで角を丸める 印象も柔らかい感じになるね。
側面
背面
底面
段差部
階段部はこんな感じ、底面からの写真が構造がわかりやすいかな?
強度と安定性向上のため、割と材料はケチらず使用しています。
あと段差部の蹴り込み板ですが、最初は取り付けない予定でしたが、もし子供の足がそこに入ってしまうと、引っかかって後頭部を打つ可能性があるため現物あわせで取り付けました。
ちとネジを多く使いすぎて穴埋めが大変だったけれどまずまずの出来かなと自己満足。
滑り台部分は、特に変わった構造ではないです。
淵の手すりが最初なくて傾斜板だけにしようと思ったのだけど、やっぱり取り付けたほうが安全そうだというわけで手すりを追加しました、裏からネジ止めして付いています。
完成
木で作ると風合いは良いけれど、材料費だけで、プラスチックの家庭用が買えてしまうお値段となってしまうのがつらい所だね。

出来上がった木製滑り台を子供に見せてみる。
早速遊んでくれるけれど、傾斜が強かったかな?塗装してつるつるになったらちと滑りすぎるみたい。困った。
ウレタン塗装にするか溝を切らねばならぬかも。
(最初はスベリ具合にびっくりしていた子供も、すぐに慣れて遊ぶようになりました、スボンの素材でも滑り具合は変わるがこのくらいの傾斜でもちょうど良いみたい)
初出2011.4.11 再編集・写真工程追加 2016.1.30
兄弟サイトに鉄棒と手作りブランコの作り方を掲載したよっ!