今日から、地元家具店のやっている木工教室に通います。
今日はガイダンスだけなんだけど、おまけで鉋の研ぎ方を教えてもらいました。
なかなか難しいね指先に力いるし、鋭い刃先で細く切れた指が痛い。
何事も道具の手入れからなので頑張ります。
では早速花壇を作ってみよう。
今回作る花壇はこんな感じかな
製作コンセプト
D型で0.5坪程の大きさ
レンガ積みで目地はモルタル
総コスト 10,000円程度也
使った材料
レンガ約100ヶ 砂60kg 生セメント38kg
必要な工具
コンクリート舟、クワ、移植ゴテ、バケツ、目地鏝、鏝、グラインダー、
石材用砥石、ハンマー等
丸々地中に埋まる一段目を含め、4段のレンガ積み花壇だ。
目地巾を10mmとして、一メートル×二メートルの大きさとして計算すると、レンガ100個余り必要と出たので、ホームセンターで一番安かった一個57円の3色レンガを36ヶ×3色で108個用意したよ。
写真の量で1/3程、レンガも数が有ると運ぶのは大変。
今回は軽トラで運んだが、200個を超えるならパレット積みで買って、フェークリフトが欲しい位の量と重さになってしまう。
場所の整地
他にモルタル用のセメントや砂もいるから地味にお金もかかるね。
まずはレンガを積む場所を掘り下げよう。
重量物が乗る基礎と違ってそれほど深さはいらない。
今回はシビアに水平を出すことはせず、地形になんとなく合わせる程度で作るので、丁張りは行わず、ざっくりと形を決めて15cmほど掘り込む。
次にモルタルを練ろう、モルタルというのは砂とセメントで練ったもの、
そこに砂利が入るとコンクリートになる、今回は強度がそこまで必要無いし、目地が作りやすいモルタルを使うよ。
ログハウスの基礎工事では、コンクリートをしこたま練って大変だったけど、今回は少しは楽かな。
レンガ積みの前には 水分を含ませよう
レンガは水に浸してから使わないとモルタルの接着が弱くなっちゃうから、使う順に濡らして使おう。
これから積む段の一段下も乾いていたら水打ちしてあげると良いみたい。
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コンクリートを流そう
今回はモルタルを生セメント1/2袋(12.5kg)砂1袋(20kg)分流し込んでベースを作った。
この量は設置場所の地盤が軟らかく水が出るためで、普通の地盤ならこの半分量くらいのベースを作ればよいんじゃないかなと思う
。
すこし掘って踏み固めた土の上に、モルタルを展開。一段目から並べていく。
レンガ積み上げは、時間との戦いになるから少し焦る。
モルタルの拭き取りはスポンジで
一段積み終わるごとに、目地を目地鏝で均して、水をたっぷり含んだスポンジで余ったモルタルをふき取る。
これが甘いと後で乾いたときレンガが白っぽくなって、ちょっとかっこ悪いから注意なのです。
水を変えながら何度もふき取るのだ。
今回の大きさで目地のモルタルは、1/4袋の生セメントと、1/2袋の砂で約一段分だったよ。
モルタルを一度に沢山作ると、積んでいる間にも固まってきてしまって焦るので、一段分ずつのんびりペースがお勧め。
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さて次はレンガを割ろう
半分サイズのレンガを売っている場合もあるけれど、今回のレンガ用は売っていなかったので、レンガのうち10個余りを半分に割ったよ。
レンガを割るのに必要な道具はハンマー、タガネ、石材用の切断砥石を付けたディスクグラインダーと保護具のマスクとメガネ。

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こんな感じでレンガに全周にわたり溝を入れる。
今回は面倒がって1センチずつ程の深さで入れたら、いくつか変な割れ方をしてしまった。
確実に割るなら高さの半分程度は溝を入れたほうが良いみたい。
そこにタガネを入れて一撃っ!って失敗しちゃったよ...
まあでも変な割れ方のものは、完成後見えない下の段に使えばいいのだ。
花壇の角の部分は半分に割ったレンガでRにしてみた。レンガの位置を下段とレンガ半分ずつずらして積んでいかないと強度が落ちるから注意なのです。
完成っ!
最後の段を積んで一週間後、完全にモルタルが固まったら、レンガのふちを面取りをしたよ。
グラインダーでぐるっと一周内側と外側の角を削る。
※完成して2.3日くらいではモルタルが完全に固まらずポロリと取れたりする、レンガに負荷がかかる作業は一週間かけて完全に固まるのを待つのがお勧めなり。
最初に掘った土を戻し、土壌改良用に購入してきた腐葉土や赤ダマ土をすき込む。野菜作りもお花育ても土作りは大事だね。
元の土に、腐葉土24l、赤玉土14l、川砂30kg、籾殻30lを加えてみたよ。
この季節から育てれるものは少ないけれど、春まで開けておくのももったい無いので、ホワイト六片という品種のニンニクを植えたよ。美味しくできるかな〜
初出2010.9.26 再編集2016.1.21